スコアアタック・淵樹のアルムダード考察

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今回のSA淵樹のアルムダードはいろいろな要素が詰まっていたので、どのように考えるか考察をまとめてみます。今後のSAをやる場合の参考になれば幸いです。

最初に

まずはボスのHPを確認しましょう。

WAVE2	WAVE3
1,000,000	2,000,000

このHPはSAボスとしてはかなり少ないほうに入ります。(WAVE2はLv1より低い)このボスの難易度をあげている理由が２つあり、WAVE移動とガッツ→ダメージバリアの仕様です。一つ一つ見ていきましょう。

WAVE移動

WAVE移動があるSAでスコアを考える場合、その時の時間処理がどうなるかをきちんと考えないといけません。(基本的な仕様はこちら)

今回を例に挙げるとWAVE2でアルムダードを倒すとそこでいったんタイマーストップします。そしてWAVE3で攻撃順番を仕切りなおして再スタートとなります。

この仕様は季節イベント周回を無詠唱全体連打していると、クリアタイムが6秒や9秒となっていことで確認できます。

で、問題は最速ホスト以外がWAVE2(以降W2)を倒した場合です。当然その時点でタイマーがストップするので、基本仕様上小数点の端数がこの時点で発生します。

このようにWAVE移動を挟む場合は、「誰が何番目に入室して倒すか」が重要になります。

対W2アルムダード

もう一つの問題、これはアルムダード本体の仕様です。

ガッツとダメージバリア

W2アルムダードは最初に「始起の咆哮」でガッツ999のバフをします。ガッツはHPが0になっても1残るので、基本的にガッツ中は倒すことができません。ガッツ後はHPを0.5%以下にすると「魔女の加護」を使用してガッツ解除、代わりにダメージバリアが付与されます。

このダメージバリアは27.5万以上のダメージを与えるとバリアを貫通してダメージを与えることができます。(淵樹のアルムダードの攻略記事)

基本的にはWAVE2でやることは素早くHPを1にして、アルムダードがバフをして撃破できるようにすることです。ここからはより詳しく敵の行動を見てみましょう。

アルムダードの行動

W2アルムダードの「始起の咆哮」は2~10秒目に詠唱開始→6~14秒目に効果発動、次の攻撃が10~18秒目に詠唱開始→15~23秒目に効果発動、以降は5秒待機、5秒詠唱を繰り返します。(おおよそなので多少前後します)

そして、「魔女の加護」に移る判定ですが、攻撃効果の発動時のHPで判定されます。

<例>

以上のことから、W2の突破方法は早い順に

1. 始起の咆哮発動前に倒す
2. 1回目の攻撃発動(15~23秒)までにHPを500以下まで削り切り、魔女の加護発動させさ27.5万以上のダメージを与える
3. 2回目の攻撃発動(25~33秒)までに…

といった感じになります。

W2突破の時間

ここにアルムダードのスキル効果発動時間を加えると突破までに使えるおおよその時間は、手順1.の場合~14秒、手順2の場合24~32+α秒(魔女の加護を挟むため一気に増える)、手順3の場合34~42+α秒、…となります。

対W3アルムダード

W3はW2とほとんど同じですが、事前にW2があるのでバフを維持したままW3を迎えることができます。W3ではこれを意識した立ち回りをして最速撃破を目指します。

最速撃破を目指す

W3のアルムダードも「始戦の咆哮」でガッツを付与してきます。一方プレイヤー側はW2でバフを貯めているので、可能なら始戦の咆哮を使われる前に倒してしまうのがベストです。始戦の咆哮も6~14秒で発動するので、こちらが行動できる手数はほぼ2手が最大です。龍人化を含めた2手で200万を削り切る方法を考えてみましょう。

デバフと詠唱時間と順番

問題はアルムダードはなにもデバフを受けていない状態ということです。こちらのバフが十分にあってもこれでは碌なダメージを与えることができません。そこでアタッカーになる人以外はデバフをしていくことになります。

デバフメンバーはまずは護術士でしょう。できればグローリアランスを使いたいところですが、詠唱時間が1秒あることが問題になります。
例えばグローリアランスとフォルターオブジェを使った場合、全てかけ終わる時間は8秒目です。剣術士が部屋主だったとき、グローリアソード→龍人化大剣で倒すとしましょう。このときの時間も8秒ですが、護術士のデバフがかけ終わる実質時間は8.2秒以降です(入室順番による差)

　　　

ほかにも魔導士がメルヴォラロッド→龍人化魔道具をした場合もどうようの問題が起こります。1秒ほど剣術士、魔導士が待てば解決しますが、アルムダードの始戦の咆哮の効果発動時間は6秒~のランダムなので、1秒のギャンブルはできるだけ避けたいです。そこで0秒詠唱の魔道具を2つ使うことで問題を解決します。

デバフメンバーその2は弓術士です。弓術士が使えるデバフとして強力なものは弓と魔砲です。護術士と同様の問題が起こるので魔砲を1つか、無詠唱の弓と無詠唱魔道具がよいでしょう。ここは他の人のデバフグループと調整をして効果を最大にしましょう。

W2からのバフ持越し

バフはデバフと異なりWAVE移動しても持ち越されます。W2突破に最低限のデバフができたら、可能な限りバフをしましょう。

最速突破できない場合

以上の手段でも火力が足りない場合は、Ｗ2と同じようにダメージバリアを突破する方針に変更しましょう。Ｗ3は30万以上のダメージが必要なので、その火力をだれが出すか相談する必要があります

WAVE移動SAのスコアの決め方

一番簡単な方法はW2とW3を分けて考える方法です。W2での行動とW3での行動をそれぞれ通常のやり方で時間を求めて足し合わせれば求めることができます。

WAVE移動SAは少しややこしい部分があるのでがっちりやりたい人は勉強しましょう。