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2021/09/13

実践編「目標12140(ハイスコア988400)」

なぜ12140?

スコア12140は剣術士が逆鱗を付与する戦斧を使うことで、ちょうど1秒詠唱の龍人化大剣を使えるスコアです。剣術士、魔導士、聖導士が龍人化でダメージを出せ、バフ・デバフも揃うので安定してダメージを出しやすいのが特徴です。

では、スコアと手数の決め方を参考に回しを決めていきましょう。


1.手数を決める

最初に使用する武器の数を決めます。目標スコアは12140なので、表から目標タイムは36秒になります。

目標タイムが決まったら、次は武器の数を決めます。計算式に36秒を入れると、

(36+1)÷4=9…1

武器の数9詠唱秒数1(9.1)とでますが、剣術士は詠唱1秒の戦斧・双魔剣・大剣を使うので武器の数8詠唱秒数5(8.5)を目標にします。部屋主の剣術士以外は8.4以内を目標にしましょう。

手数が決まったら、それぞれの使用武器と回しを決めていきます。以降具体的な武器名が出てきますが、あくまで1例です。また、この回しより強力にできるものもあります。それぞれ考えてみましょう。

2.アタッカーの回しの組み方

アタッカーはダメージを出す関係で自身の強化を優先します。攻撃ついでに敵にデバフができると自分の出せるダメージが上昇します。剣術士は目標タイムによっては魔導士の支援も行いましょう。


2.1使用武器の選出と回しの決定(剣術士)

コンボから武器の選出

一番簡単な剣術士を組み立ててみましょう。まずはB物理与ダメクリティカル率UP大剣逆鱗戦斧(バフ逆鱗斧コンボ)のコンボとB物理与ダメクリティカル率UP大剣龍人化大剣のコンボを今回は確定で使用します(4.2)。

剣術士の基本コンボ

8.5中4.2が確定したので、残りは4.3になります。1秒詠唱武器が3つ使用できるので双魔剣を3つ使用します(3.3)。残るは1.0つまり無詠唱武器1つ分です。

戦斧バフの効果時間は25秒なので、戦斧を2手目(8秒目)に使用すると効果が8手目まで持ちません。そこでフォルターブレイドを使用して戦斧バフの効果時間延長と龍人化大剣の威力UPを狙います(1.0)。

フォルターブレイドを利用した龍人化コンボ

B物理与ダメクリティカル率UP大剣逆鱗戦斧双魔剣×3フォルターブレイド龍人化用の大剣の7つで使う武器の選出は決まります。


剣術士の回しの決定

双魔剣のダメージを上げるために最初はバフ逆鱗斧コンボ、攻撃のために双魔剣を3連打、〆にB物理与ダメクリ率大剣→フォルターブレイド→龍人化攻撃のコンボ、これで剣術士の回しが決定です。


2.2使用武器の選出と回し(魔導士)

コンボから使用武器を選出

魔導士は8.4以内で組み立てます。まず必ず使用したいのが強力なバフ効果を持つ120杖を絡めたコンボです。120杖は2.0使うので組み立てるときは注意しましょう。コンボについては回しと工夫を見てください。

120杖を使用するコンボはコンボ2とコンボ4、コンボ5です。コンボ5はコンボ2の変則型で6.0使用すると以降が非常に組みにくいです。コンボ3はバフを長い時間維持できないので使えません。よってコンボ2を使用します。〆ではないので龍人化攻撃はバフで次の攻撃に繋げれる魔杖で行います(5.1)。

コンボ2の例

8.4中5.1が確定したので残り3.3を決めましょう。3.3以内で使えるコンボはコンボ3です(3.2)。

コンボ3の例

コンボ2(クリティカル率UP40杖、120杖、クリティカル率UP、龍人化攻撃)、コンボ3(大鎌、大鎌、龍人化攻撃)の7つで使用する武器の選出は決まります。

魔導士の回しの決定

回しはクリティカル率UP40を終わりまで切らさないようにしたいです。そこで120杖→クリティカル率40杖の順番で使用すれば、36秒目まで効果が続きます。あとはコンボに合わせれば魔導士の回しは完成です。


3.アタッカー以外の回しはまず相談

弓術士・護術士・聖導士の武器選出は、まず弓術士がどの魔砲をいくつ使用するかで変化します。炎魔神の緋砲を使用すると護術士と聖導士が両方バフを使用しないと達成しにくいです。また、弓術士の回し工夫編で紹介したアンテルマボウを使った龍人化魔砲をしようする回しだと魔砲を2回使うために最初と最後の方に物理与ダメUPが1つずつ必要になります。

また、クリティカル率UP弓や魔導具の涙目のブローチを使用しないと魔導士のクリティカル率が40%程度になります。そのため誰がどの程度サポートするかの配分も決めないといけません。

今回は弓術士の龍人化なし、魔砲は炎魔神の緋砲とクリティカル威力UP砲の2つを使用する想定で組んでみます。


3.1使用武器の選出と回し(弓術士)

必須バフ・デバフを基準に武器選出

弓術士の使えるのは8.4以内です。弓術士はコンボがほぼないので、必須バフ・デバフから考えます。準備編1の弓からネザドウィングルフィーレアローG物理E魔法被ダメUP弓から一つ、魔砲から炎魔神の緋砲グローリアカノンを選びます(5.6)。

8.4中5.6=6.2が決まったので残りが2.2です。今回はバフ・デバフの延長が必要なので、AC物理BC魔法与ダメ延長弓から1つ、デバフ延長のカースバレットを使用します(2.1)。

以上でネザドウィングルフィーレアローG物理E魔法被ダメ弓AC物理BC魔法延長弓カースバレット炎魔神の緋砲グローリアカノンの7つで使う武器が決まります。

弓術士の回しの決定

問題は炎魔神の緋砲をいつ使うかになります。効果が高いので早めに使用したいですが、与ダメUPのバフが揃わないと効果を発揮しません。このタイミングは要相談です。今回は3手目に使用するとします。

最初は、ルフィーレアロー・ネザドウィング・炎魔神の緋砲で決定です。炎魔神の緋砲を使用するために護術士と聖導士には与ダメUPバフを3手目までに使用してもらいましょう。以降は残ったデバフ・デバフバフの延長・最後にグローリアカノンを使用します。

グローリアカノンを使用するにも物理与ダメUPバフが必要です。バフを5つ自力で揃えられるか、支援が必要か、しっかり判断しましょう。


3.2使用武器の選出と回し(聖導士)

確実に使用する武器をまず選ぶ

聖導士は8.4以内なら大鎌を3回以上使うと龍人化攻撃が可能になります。使用する大鎌はヴェスタリーパーメアウェルリーパーB魔法被ダメUP大鎌で良いでしょう。また、最後に龍人化攻撃をするのが確定なので、クリティカル率UP魔導具龍人化極大魔導具を使用します(5.1)。

デバフ大鎌3種の例

龍人化コンボの例

8.4中5.1が決まったので残りは3.3です。弓術士が炎魔神の緋砲を使用するためにバフが必要になります。今回は詠唱があっても良いので、全体バフの中からネティルメイスを使いましょう(1.1)。

今回の目標タイムが36秒なので、36-25=11秒(3.0)つまり3手目以降じゃないと効果時間25秒のデバフは効果時間切れになります。(最初にヴェスタリーパーを使った場合も35秒目までしか効果が続きませんが、36秒目に使うのが物理攻撃だけなので効果切れでも問題ないです)そこで、B魔法与ダメUPを同グループの付与ができるデバフ大鎌で延長します(1.1)。

最後は護術士の使用しないデバフマグやクリティカル威力UP大鎌などを添えます。

以上、今回はヴェスタリーパー・メアウェルリーパー・B魔法被ダメUP大鎌・B魔法被ダメUP延長大鎌・ネティルメイス・クリティカル率UP魔導具・極大魔導具・+1の8つが使う武器になります。


聖導士の回しの決定

さっき書いたとおり、効果時間25秒は3手目以降じゃないと効果時間切れになります。効果時間の長いヴェスタリーパーと延長ができるB魔法被ダメUP大鎌を先に使用しましょう。また炎魔神の緋砲を使うので3手目にネティルメイスを使用します。

次は効果の大きいメアウェルリーパー、その後はバフ・デバフができる順に使用ていきます。最後にクリティカル率UP魔導具→龍人化極大魔導具のコンボで聖導士の回しは完成です。


3.3使用武器の選出と回し(護術士)

ボスの攻略情報に合わせて必要な防御を入れる

護術士は8.4以内になるように武器を選出します。36秒だとボスの攻撃は2~3回くるので防げるようにしましょう。

ボスの攻撃してくる回数が多いので、ダメージを減らすためにリンロウシールドは使用したほうが良いでしょう。また、それぞれの攻撃に対応する防御手段が2つは必要になります(3.1)。

弓術士が炎魔神の緋砲を使用するために必要なバフはアビネルランスを使用すれば付与できます。アビネルランスの効果時間は25秒なので、目標スコア36秒だと2手目までに使用すると効果時間切れになります。アビネルランスを再使用するか、D物理C魔法被ダメDONWの効果を持つ魔導具を使うと良いでしょう(2.0)。

8.4中5.1が決まったので残りが3.3です。デバフ魔導具の中でも効果量の高いものを優先して使っていきたいので、緋陽の赫刃フォルターオブジェ闇棘系の中から1つ、を選びます(3.1)。

これで、アビネルランス、リンロウシールド、緋陽の赫刃フォルターオブジェ、D物理C魔法被ダメDOWN魔導具(またはアビネルランス)、闇棘系、防御2つ、の8つが使う武器になります。


護術士の回しの決定

今回のスコアだと効果時間25秒は3手目以降じゃないと効果時間切れになります。そこで効果時間の延長をできるアビネルランスと効果時間切れになっても問題のないリンロウシールドを最初に使用します。以降は敵の攻撃に合わせて防御と効果量の高いデバフを使っていきます。

攻撃の最後には効果時間の短い、緋陽の赫刃とフォルターオブジェを使用して〆です。


4.入室順番の決定

これで剣術士(8.5)、護術士(8.2)、聖導士(8.3)、弓術士(8.3)魔導士(8.3)の回しが完成しました。あとはSAについて(基礎編2)で説明した通り入室順番を決めないといけません。部屋主の剣術士が①は確定です。「後のほうがバフ・デバフが揃ってダメージが出る理論」によって、龍人化でダメージを出す聖導士・魔導士が④・⑤になります。護術士・弓術士の順番は今回はどちらが先でも良くなります。

以上で、準備が完了しました。あとはボスの攻撃パターンがうまくいくか、クリティカルがちゃんと出るか祈りましょう。

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